青空の家・・・ライブ決定

今日は、嬉しいお知らせです!

12月17日(日)夜、都内でライブをやることが決まりました✨
詳細は追ってお知らせしますので、是非空けといてくださいね♡
その前にインストアイベントもやりたいと思っていて、調整中なので、そちらも情報お待ちください^^

 

 

 

話変わって・・・

一昨日は祖父の命日でした。

2011年、日本ではあの東日本大震災があった年。

その年は祖父母が亡くなった年でもあって、私がラピスラズリとしてデビューした年で、私にとって忘れられない年。

 

祖父と祖母は国際結婚で、

ネタじゃないけど、思えば名前はジョンとヨーコ。

 

祖母が春に亡くなって、その数ヶ月後の9月に追って他界するまで、祖父はいつもポツンと窓際に腰掛けていたので、私はよく訪ねては色んな話を聞かせてもらいました。

イギリスでの幼少期の話、チェックのスカートで踊ったこと、ピアノを船で日本に運んだこと、船旅の途中に立ち寄ったインドの話。
日本に来てからの話は少なくて、祖父の心はもう思い出の中の故郷にあるんだなって思いました。

 

私はその夏に、ロンドンに住む兄のもとに会いに行き、お土産をたくさん抱えて帰りました。私は祖父が大好きで、いつも喜ばせたくてたまらなくて、

だから、夏の終わる頃にはすっかり衰弱してしまった姿を見ているのが本当に辛かった。

 

そんな祖父のことを考えて歌詞を書いた曲が
『青空の家』という曲で、

改めて最近歌詞を見直したら、『あなたの生まれたその国に伝わった歌』ってところがあって、
まさに今回リリースしたCeltic Lettersのことだなって思いました(^-^)

 

 

『青空の家』

作曲・編曲 五木田岳彦
作詞 Ruri(Lapis Lazuli)

雲をかき分け 青空の上
小高い丘の上に建ってる
少し古びた小さな家に
大好きな人が住んでいます

木製の額縁 花の絵
レースのコップ敷き ティーポット
紅茶の香りに包まれて 微笑むあなた

ねぇ いつも会いに行きたいよ
恋しい姿 霞まないうちに
そよ風もまどろむ午後に
あなたを訪ねにゆこう

私はいつも 探していたの
あなたを喜ばせる何かを
こげ茶色の犬の絵葉書
香ばしく焼けたミンツパイ
あなたの生まれたその国に
伝わった歌

ねぇ もしもまた会えるのなら
小さな肩をただ抱きしめよう
伝えずにきたこと全て
あなたに伝えるために

夢の中で 探すの

もしもいつの日かまた会えるのなら
聞いてほしいよ あなたへの歌を
大好きな青空の家
今日も夢に描きます

Lapis Lazuli『青空の家』  ( 2nd.アルバム「Nostalgia」にも収録)

 

 

青空の家に住む祖父に、伝わっているといいなぁ、、なんて思いながら、今年も祖父のことを思って過ごした命日でした✨

祖母のことももちろん思う日があるし、年々、思い出の中の人が増えていきますよね…

 

生きていれば生きているほど、いつかは手放さなきゃいけない思い出が積み重なって、切ないけど、

こうして歌という形にして『気持ち』をずっと持っていられることが、
なによりもの私が歌っている理由な気がします(^-^)

 

『青空の家』は、まだコンサートで歌ったことないの。 歌うと泣いちゃうから、まだ心配💦
でも、Celtic Lettersに繋がったこの歌を、次のライブでは歌ってみようかなって思っています✨

 

ラピ💙